こんにちはもち君です。
僕は、中学を卒業して陸上自衛隊高等工科学校(自衛隊の高校)に入学し、卒業後自衛隊として6年間働きました。
倍率15倍という難関の高校に入学し、苦労して入った自衛隊でしたが退職しました。
自衛隊を辞めたいけど勇気がでないという人もいると思います。
今回は自衛隊を辞める時にあったことと、辞める際に考えておいたほうが良いことを紹介したいと思います。
この記事でわかること
・辞める時のコツ
・辞めるときに感じたこと
まず僕がなぜ、そこまで苦労してまで入った自衛隊を辞めたのか。
それは、やりたいことが見つかったからです。
世間から見た自衛隊は、国のために働く格好いいであり、公務員だから安定しているという評価です。しかし、訓練できついことをやりきっても誰かの役に立てているという実感は非常に感じにくいものだと思いました。
同じ苦労なら、もっと人の役に立てていることを実感できる職に就きたいと思い退職しました。
退職して改めて思ったことは辞めて良かったなと感じています。
あの時、もし辞めることをためらっていたら僕は今もずっと後悔していたと思います。
自衛隊に限らず、仕事を辞めるというのはとても勇気がいることです。僕も実際に辞める時は、かなり勇気がいりました。
けど、辞めたいと思っているのに続けていても幸せになることはできません。
その背中の一押しができたら嬉しいです。
退職するうえで大事なことが一つあります。
それは、退職の意思を伝えたらそれを最後まで貫くことです。
自衛隊を辞める時の流れ
退職を決意する → 営内外班長に報告する → 班長のほうから先任・中隊長に報告→ 先任・中隊長それぞれと面談する→ 中隊長から大隊長に報告 → 大隊長から師団長に報告 →7 退職
というのが大体の流れになっています。
陸士の方であれば大隊長までで終わりです。
退職の意思を報告してからは上司から引き止めにあいます。
自衛隊を辞めるときのコツ
自分がやめたい理由をしっかり考える
まず、辞めたいと思ってから感がるのは、なぜ辞めたいのか、なにをやりたいのかしっかり考えてください。
中には、やりたいことはないけど、嫌だから辞めたいと思っている方もいると思いますが、嘘でもいいので考えておいたほうが辞める時に言いやすいです。
ネガティブな理由、例えば「人間関係がつらい」などだと、転属させるとか解決策を提案されて終わってしまいます。
なので、思っていなくてもポジティブな理由を考えたほうが良いです。
挑戦したいこと、やってみたい仕事があり、自衛隊の中では実現することが不可能な理由を考えてください。
辞めた後の人生設計を決める
就職するのか、学校に通うのかなど退職後のことを決めます。
理由は、上司に辞めることを伝えたときに必ず聞かれるからです。
僕が辞める時には、退職後についてかなりしつこく聞かれました。
これにはちゃんとした理由があって、陸曹から自衛隊を辞めるとなったとき、師団長にまでお話がいくので、説明する際に納得してもらえる理由がないと承認してもらえないからです。
陸士の方であれば、部隊内で処置を行えるのでそこまで聞かれているイメージはありませんでした。
また、辞めていった人の中には、「辞めさせられた」とか「引きとめてくれなかった」などといちゃもんをつける人もいるらしいです。
退職後の行動は自分のためでもあるのでしっかり考えましょう。
覚悟がきまったなら、誰になんと言われようとぶれない
辞めることってすごく不安なことなので、自分の中で覚悟が決まっていたつもりでも、他人から意見を言われるとゆらいでしまうものです。
しかし、辞めると決めたら何を言われても辞める覚悟をもちましょう。
その場の雰囲気に流されて後悔するのは自分です。
僕も辞める時は不安になることは多々ありましたが、辞めたこと関して微塵も後悔はありません。
「過去の自分よくやった!」と毎日褒めています。
転職という大きな決断をするうえで不安になるのは当たり前です。
しかし、本当に今のままで良いのか考えてみてください。
辞めると決めたあと楽しくなる現象
辞めようと覚悟を決めた後、なぜか職場がすごく楽しくなりました。
多分、嫌だったことも、「もう辞めるからな」と割り切ることが出来たからだと思います。
この時、こんなに楽しいなら辞めなくてもいいかなと思ってしまう自分がいて驚きました。
しかし、それは辞めると決断したからこその現象なので、もしこの現象が起きても勘違いしないようにしましょう。
引きとめにあった際に実際に言われたことと返答
就職活動を行い、もし無理なら専門学校に通ってスキルを身に付けます。
平日の仕事終わりや、土日だけでは勉強時間が足りません。
また、自分のやりたいことが明確なので、自衛隊として働いている時間が長ければ長いほど無駄になってしまいます。
それがいつになるかは分からないし、実際に職種変換してその仕事をやらせてもらえる保証はないので辞めます。
まとめ
自衛隊を辞めるのって一般の企業よりもかなり勇気がいります。
辞める報告をしてから、実際に辞められる期間が長いのが原因だと思いました。
報告してからも、支給されている、衣類や装備品の手入れや返納作業があるからです。
それも辞めづらさの原因なのかなと思いました。
僕が辞める報告をしてからは、中隊長や大隊長と面談をして、退職することが決まってからは、2週間ほどお休みを頂いて退職することができました。
辞める時には応援してくれるかたがほとんどで良い環境だったなと思っています。
中には、自衛隊の人間関係で悩んでいる方もいるかと思います。
僕のような環境でも、なかなか勇気がいることだったので、もっともっと大変だと思います。
けれども、本当に今のままで良いのか考えてみてください。
僕は自分の進みたい道に行けたことで今現在すごく充実しています。
この記事を読んでくれた方に少しでもお役にたてれば嬉しいです。
頑張ってくだい!!
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