【失敗は嫌?苦労は報われる?】若い時の苦労は買ってでもせよ

苦労雑記

若い時の苦労は買ってでもせよ

おはようございます、もちちゃんです。
人生山あり谷あり。幸せを感じることもある一方で、苦労が重なり辛い時期もありますよね。
失敗するのが怖い…。この苦労はいつか報われるのか?
悩んだときに思い出してみてほしい、心が折れそうなときに思い出したい言葉の一つです。

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先人は語る「若い時の苦労は買ってでもせよ」

若い時とは?

高校3年次(たしか卒業のころ)担任の先生が私たち生徒に向けた話のなかで使われた言葉でした。
先生自身、過去に努力を重ねてきたものの苦労する場面が多かったようです。しかしながらそれらの苦労があったからこそ今の自分や周りの環境に納得できているようでした。
「あのときの苦労があったから今がある」辛い時期もあったが経験できて良かった、事実そう実感したからこそ用いられた言葉だと感じました。

学生であった私たちに向けた言葉という意味では10代、あるいは大学生まで含めた20代が多くの場合に学びの時期にあたります。
より早い段階で経験できるに越したことはないでしょうし、あるいは30代以降、50代、60代になってもその上の年代の人から見れば若いわけですから苦労する時期に厳密な期間は関係ないとも言えます。
将来に役立つ貴重な経験はどんどんすべき、という意味ではいつの苦労も成長の糧になると捉えて前向きに取り組むべきと言えるでしょう。

苦労は買ってでもするほど重要なのか?

とはいえ自分から求めてでも苦難の道へ進むべきかについては個人の価値観や状況、内容によります。
コストパフォーマンスを考えれば苦労しないで済むに越したことはないはずです。
苦労の先に得られるものがあって、逆に言えば欲するもののために致し方ない苦労を受け入れる場合もあります。
むしろそういった致し方ない苦労を耐えるための言葉として捉えるのが自然かもしれません。

苦労を経験していない人に比べると、思慮深く人としての厚みをもった人間になれると思います。
そのような人間を目指すという意味では苦労や失敗を恐れずに、それらを含めた沢山の経験を積極的に求めるのは有りでしょう。
ただし沢山苦労したからといって必ずしも良い結果が待っているとは限りません。
自分は苦労しているから偉い、これだけ苦労しているのだから褒めてほしい、という苦労すること自体に酔ってしまうことのないよう見極めも大事です。
無意味な苦労なら早めに見直して、寝てない自慢をするより沢山寝れて充実している自慢をしましょう。

苦労した先に得られるものは?

例えば勉強の末に資格がとれたとか、良い大学に入れた・卒業したという目に見える結果がでることも多々あるでしょう。
苦労したが故に達成感や充実感もひとしおです。苦労なしに得られたものにプレミアはさほどつきません。
ほかには苦労を乗り越えた(あるいは耐えた)という自信が得られます。苦労した経験があるのと無いのとでは次の行動に移す際の不安の大きさも違うはずです。

ちなみに苦労は主観で大丈夫です。苦労自慢する人をたまに見かけますが、人と比較したところで当時自分がどれだけ辛かったか必死だったか努力したか明確に判断できるのは自分だけです。
大変だったかもしれないけど、苦労した分たくさんのことを学べたし気付いたことを今後に生かせる、次また大変な思いをするかもしれないけど何も知らずにしんどい思いをした当時よりは自分も成長してるし対策も打てるし大丈夫!と思えます。
例えば全くの異業種に転職するとか環境が大きく変わる場合であっても意外と共通する部分があったりするし、結局は人と人の関わりですから人間的な成長がその後の適応能力にもつながります。
苦労を苦労と思わない経験も良いですが、苦労してやり切った経験をすることで忍耐力もつきますので嫌なことから逃げない強い意志も育ちます。

成功の裏に苦労や失敗があるほうが説得力が増す

支持される成功者の多くは過去に苦労や失敗を経験している

天才や強運の持ち主はそれはそれで凄いものですが、想像や共感を得にくいためどこか真実味にかけたフィクションのような印象を与えます。
「楽して大金を得られるわけがない」という考え方に似ていて、下手すると信用されない場合もあり得ます。
人気を得ている人物というのは容姿やカリスマ性などの要因もありますが、実は過去に苦労した経験や辛い時期を乗り越えたというエピソードがあったりします。
たまたま成功したのではなくそういった事実があったからこその結果であるという説得力を感じさせるとともに、似た境遇で苦しんでいる人に勇気を与えてくれます。

実際に苦労を経て成功した者が後世の人間に向けた言葉であると同時に、自身の実力を裏付ける効果も持つため長い目で見たときに苦労を経験することはある種のポジティブな要因になり得るわけです。

苦労や失敗は怖いし嫌だ、だからこそ苦労した経験は貴重なもの

私は恐怖や不安によって二の足を踏みがちでなかなか行動に移せないことが多いです。あるいは無知が故に引き起こした過去の大失敗を繰り返すまいと石橋を慎重に叩きすぎる節があります。
しかし案外「やってみたら思っていたほどじゃなかった」と思うことも多いものです。自分が成長しているから、という理由もありますが経験を重ねることで慣れてくるものです。
最初のうちはトラブルが起きると慌てふためき更なる失態を重ねる…なんて事態もあり得ますが、そういった経験を重ねていくうちに過去の類似した失敗を踏まえて冷静に対処できるようになってきます。
慣れることで気持ちの切り替えがうまくなり、落ち込むよりも対策や次の手を考えるなど前向きな行動がとれるようになります。
苦労や失敗はできればしたくないのが本音ですが、だからこそ大変な思いをしたとき学べることは多いはずです。避ける努力をしつつも失敗してしまったときは貴重な経験をしたと思って今後に生かしましょう。

貴重な経験とはいえ上手くいった話ばかりだと伝え方によっては自慢や幸運話のようにきこえてしまいます。
なかなか上手くいかなかった人のトライアンドエラーな体験談のほうが失敗を避けたい欲求にも響き、より興味が湧いたり実際に行動に移す際の参考にもなりやすいです。

まとめ:苦労は経験値。努力する人、諦めない人の背中を押してくれる言葉でもある。

ネガティブな印象の強い苦労や失敗。避けるべきと捉えるのも間違いではありませんが、いざ直面したときに得られる経験値は意外と大きいものです。
苦労や失敗への対処もでき幅のある人間になれると思えば、捉え方も変わってくるのではないでしょうか。
もちろん成長するにしても一朝一夕にはいきませんので、そういう意味でも早い時期から恐れずチャレンジはすべきです。

実際に実感している人が多くいるからこそ使われる言葉という点も改めて理解しておくと良いですね。
例えば今、苦労している最中で気持ちが落ち込みがちな人なんかはこの言葉を思い出してみてください。
苦労を沢山経験した先には多くの人が実感した得難い成長や未来が待っている、そう思ったらまた前向きに頑張れる、そんな気がします(^^)

もちちゃん
もちちゃん

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